ここどこの国?

お教室で働いていると、必然的にお昼も近所で食べることが多くなります。

先日ラーメンを食べに行った時の事でした。

「ネギラーメンうずらまし、あぶら少なめで」

「うずらまし??」

「うずら多めってこと」

「ってこと?」

う~~話が通じない。その後、もう少し日本語がわかるスタッフに来てもらい対応していただき事なきを得ました。そのあとお会計でうずらまし無料券を出したら、なんだかお会計が多い。

「割引されてます」

「わりびき?」

「これ ほら無料券出してるでしょ!」

「??」

外国人が日本に来て働くのはエライと思うし、いいことだと思います。しかし!敬語はおろか客の注文もろくに取れないようなスタッフを雇うべきでは断じてないなと思いました。後ろの席でも「ほうれん草増しできますか?」て誰かがきいていて「あう~できない」とかめちゃくちゃ言ってるし。

もっと時給上げて日本人なり日本語最低限わかる人を雇ってほしい。

全然教室と関係ない話になりましたが、ホントこの近所外国人が接客業で働いているパターン異常に多いです。別に何人でもいいから接客はちゃんとしてほしい、最低限日本語だけは話せてほしいと切に思いました。

そういえば英語を話せる先生わりとミナトでは多いのですが(ロシア語やイタリア語も話せる方いますね)今後は中国語話せる先生もいればいいなと思います。今のところおりません。

日本で音楽ホールが消えていく中 中国ではものすごくたくさんの音楽ホールが出来ていて教育も充実しており、ミナトの生徒でも中国の方とっても多いのです。今から勉強するなら英語じゃなくて中国語だと個人的には思っています。英語なんて話せてもなんの差別化にもなりませんから。

でも音楽と違って語学なんて1年もあれば話せるようになるから、個人的には語学を学ぶことと音楽教育は同列にしてはいけないと考えています。外国語は頭にインストールするだけのもので語学学校という枠組み自体いるのか?マークですが、音楽は藝術で一生かけてやるもの。と少なくとも働いている側は思っています。

もしこれをご覧のお子様への教育をお考えの方は、音楽をくもんや語学などの「オケイコ、習い事」という枠から外して生涯教育であると認識していただきたいと思います。体育などと並び義務教育に組み込まれているのにはちゃんと意味があるのです。少なくとも、そう呼べる価値がある良質のレッスンを先生方は提供してくださっていると考えています。

体育を1年休みますとはいわないけれど音楽を1年休みますということがしばしば起こるのは、やっぱり音楽の重要性がお分かりいただけていないんだな、と悲しくなってしまいます。レッスンはお休みになられても、ぜひおうちで練習だけは毎日続けていただきたいと切に思います。