インボイス制度について

いよいよ10月よりインボイス制度がスタートしました。

 

まず生徒様から聞かれる可能性がございますので、先んじてこのブログでお知らせいたします。

ミナトはインボイス制度登録課税事業者です。

ミナトはインボイス登録事業者です。番号は

T8010401112971

こちらとなります。会社の経費などで通っておられる方におきましては、消費税控除対象となりますのでどうぞご安心ください。

インボイス制度による税負担は教室が行います

ミナトの講師は、ほとんどの講師は消費税納税義務事業者でないため、インボイス登録番号を所持しておらず、つまり講師に対する報酬がこれまで消費税控除対象になっていたのがそうならなくなる為、教室としては年間数百万単位で税負担が増えてしまいます。

 

これを音楽家がインボイス登録すると、教室としては税負担は変わらず良いのですが、講師は売上の約10%もの消費税を納める義務が出てくるため、生活が苦しくなります。要するに教室が負担するか講師が負担するかの押し付け合いがインボイス制度であり、これは日本全国で起こっています。

 

弊社はこの問題に対して数年前から熟考を重ねてきており、講師の負担増を許さず、教室側がすべて負担することに決めていました。

  • インボイス制度に登録してくれた先生に関しては講師の税負担分を昇給します
  • インボイス登録しない講師に対しても、増税分の負担増を求めません

さらに言えば、既存の生徒さんの月謝や練習室のレンタル料金を上げたりということも今のところ予定はございませんのでご安心ください。

 

教室としては運営は大変になりますが、温かい多くのご利用者様の応援のおかげで、なんとかやっていけます。税法改正とはいえ報酬が減れば講師もやる気をなくし、レッスンに影響を及ぼす恐れがあると考え、高いレッスンクオリティの保持を最も大事に考えた結果、このような考えに至りました。

音楽教室オーナー様へ

もしインボイス制度を講師に負担させようか教室が負担しようかお迷いの音楽教室オーナー様がいらっしゃれば、ミナトからアドバイスです。レッスンクオリティを保つために、仕方がないものとして、教室側が負担してあげてください。音楽家は税金に疎い方も多くインボイス制度について理解していない人も多いです。しかしその無知であるからと足をすくい負担を迫るようなことを教室側がしてはいけないと思います。きちんとまず経営者が理解して、一緒に働いていくパートナーとして、しっかりと説明し誠意ある対応をぜひお願いします。

 

税負担は本当に大変ですが、長い目で見た時、必ずそれが正解であったと生徒さんや先生からも支持されると思いますよ。