中学受験シーズンを経て… 【音楽が勉強に与える良い影響とは?】

東京都港区の中学受験率は非常に高く、ミナトの生徒さんも多くの皆さんが中学受験を経験されます。
2月も半ばに差し掛かり、中学受験を終えた生徒さんやご家族から、嬉しい合格のご報告をいただく季節になりました。「志望校に合格しました!」「合格発表の後、レッスンで先生に伝えるのを心待ちにしていました!」というお声を聞くたびに、私たちも心から嬉しく思います。

さて、音楽教室を運営していると、興味深いことに気づきます。
それは「進学校では楽器が弾ける子が多い」ということです。実際に、名門中学・高校の文化祭や合唱コンクールでは、ピアノやヴァイオリン、フルートなどの演奏がとても盛んで、レベルの高い演奏を耳にすることが多くあります。

また、音楽コンクールの上位入賞者の学校名にも進学校の校名をよく見かけます。

では、なぜ音楽を学ぶことが勉強にも良い影響を与えるのでしょうか?

「音楽が脳に与えるポジティブな影響」

音楽を学ぶことは、単なる趣味や特技にとどまらず、脳の発達や学習能力の向上に深く関係しています。

1. 集中力がアップする

楽器の演奏には、さまざまな能力が同時に求められます。読譜をしながら左右違う手の動きをし、足・目・耳もフルに使い、更に感性も必要です。そのため、音楽を学ぶことで「マルチタスクの処理能力」や「集中力」が自然と鍛えられます。これが、長時間の受験勉強でも活かされるのです。

2. 記憶力が向上する

暗譜をしたり、同じ動きを反復することで、脳のワーキングメモリ(短期記憶)が鍛えられます。特に、ピアノやヴァイオリンなど、両手を使う楽器では、左右の動きを同時にコントロールするため、脳の神経回路が活性化され、記憶力向上につながります。

3. 忍耐力と継続力が身につく

楽器の演奏は、一朝一夕で上達するものではありません。地道な練習を積み重ねることで上達するため、「コツコツと努力する力」が自然と養われます。これは、受験勉強のモチベーション維持にもつながります。

「進学校の生徒たちはなぜ楽器が弾けるのか?」

進学校の生徒には、幼い頃からピアノやバイオリンなどの楽器を習っている子が多い傾向があります。これは、音楽が持つ知的な刺激や、集中力・記憶力向上の効果を親御さんが理解しているためかもしれません。

また、音楽の習い事は「計画的に練習する習慣」を身につける機会にもなります。これは受験勉強にも役立ち、効率的に学習を進められる要因の一つとなります。

受験が終わり、新しい生活が待ち遠しいこれからの時期。勉強と同じくらい、好きなことに打ち込む時間も大切にしてほしいと思います。ミナトミュージックサロンでは、音楽を通じて皆さんの成長を応援し続けます!

合格された皆さん、本当におめでとうございます!そして、これからも音楽を楽しみながら、新しい世界へ羽ばたいてくださいね♪
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