音楽大学の名前をアピールしない理由

ミナトの先生のプロフィールをご覧になられて、お気づきになられた方も多いと思いますが、東京藝術大学、桐朋など日本最高レベルの音大で学んだ先生がミナトには多数在籍しています。

それならば、なぜ「東京芸大の~!」などと大きく宣伝しないのか。

まず、これらの大学の先生は、平均的に大変高いレベルです。ミナトでは実技試験がありますので、やはりこれらの先生は素晴らしい傾向にあります。しかし、これらの大学以外でも素晴らしい音楽活動をされている先生もたくさんいらっしゃるわけです。まずそういう方たちにとって不利になるようなことはしたくない。

大学名や、ブランドに頼らず、ミナトを、そしてご自身の判断を信頼できる。そういう素敵な生徒さんがいらっしゃることを願い、敢えて~大学だからというような表記は出し過ぎないようにしています。少なくともそれを判断する目と耳は持っていると自負しています。

音大だから教え方が上手いわけではありません。技術と、努力と、センス。これらの全ての結晶が、ひとりの音楽人を作り上げているのです。

音楽を習うのには先生が、そして相性が大事です。演奏が上手いから教えるのが上手いわけじゃない。大人に教えるのが上手いから子供に教えられるわけでもない。適材適所。ひとりひとりに素晴らしい音楽をお届けしたいという想いをベースに、一言一句気をつけてPRしたいと考えています。