こんにちは!
東京都港区の音楽教室 ミナトミュージックサロン です。
本日 1月25日 は、20世紀を代表する名指揮者
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(1886–1954) の誕生日です。
クラシック音楽に少しでも触れたことのある方なら、一度はその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
フルトヴェングラーは、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとする名門オーケストラを率い、
ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー などの解釈で圧倒的な存在感を放ちました。
演奏の特徴は、
✔ テンポが揺れ動く
✔ フレーズが呼吸するように伸縮する
✔ 楽譜の奥にある「精神」を掘り起こす
と評されることが多く、
「楽譜を再現する」のではなく
「音楽をその場で生き返らせる」 指揮者だったと言われています。
有名なエピソード①
フルトヴェングラーとよく比較されるのが、
同時代の名指揮者 アルトゥーロ・トスカニーニ。
トスカニーニが
「楽譜に忠実・厳格・明快」な指揮だったのに対し、
フルトヴェングラーは
「即興的・哲学的・深く揺れる」音楽を作りました。
この対比は今でも
“指揮とは何か”“音楽解釈とは何か”
という議論の象徴として語り継がれています。
有名なエピソード②
フルトヴェングラーの人生で避けて通れないのが、
第二次世界大戦中のドイツに残ったこと です。
政権に迎合したわけではなく、
むしろ多くの音楽家を守ろうと奔走した人物でした。
・音楽家の国外脱出を助けた
・政権の圧力に抗議して職を辞したこともある
それでも戦後は厳しい批判を受け、
「芸術家は政治とどう向き合うべきか」という
重い問いを私たちに投げかけています。
フルトヴェングラーの録音は、
現代の演奏と比べると決して「完璧」ではありません。
それでもなお、
・音楽の構造をどう感じ取るか
・フレーズをどう呼吸させるか
・音の背後にある意味をどう表現するか
といった点で、
今も音楽家や指導者が学び続ける存在 です。
フルトヴェングラーの
ベートーヴェン第九や運命を聴くと、
音楽が単なる音の連なりではなく、
生きたドラマ であることを実感できます。
改めて名演に耳を傾けてみるのも素敵ですね。
音楽の奥深さと楽しさを、
一緒に味わっていきましょう 🎶
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