こんにちは、ミナトミュージックサロンです。
本日、ワルシャワで開催中の 第19回ショパン国際ピアノ・コンクール の ファイナル進出者 が発表され、日本人女性 2 名が進出を果たしたという嬉しいニュースがありましたね!
一方で、牛田智大さんは本選進出はなりませんでしたが、その演奏からは多くの感動と学びがありました。
♪日本人女性 2 名の本選進出 — 進藤実優さん & 桑原志織さん
日本勢として、世界最高峰の舞台で名を連ねることは、私たちにも大きな勇気と刺激をくれます。
桑原さんは、東京藝大を首席で卒業され、ベルリン芸術大学でも研鑽を積まれてきた実力派ピアニストです。
国際コンクールで上位を重ねてきたキャリアもあり、今回の舞台でもその存在感を存分に感じさせてくれました。
特に、深みのある響きと構成力が際立ち、余裕のある音楽が聴衆をぐっと引き込んだという評もあります。
桑原さんの音楽からはは、温かさと優しさと強さ、そして濃密な表現への志が感じられます。
進藤さんは幼少期から国内外で受賞歴を持ち、2021 年大会でもセミファイナル進出という経験を積んできました。
インタビューなどでは、1 次予選〜 3 次予選を振り返る中で「緊張と戦いながらも、自分らしいステージをつくろうと心掛けた」という言葉が印象に残ります。
その演奏には、瑞々しい感性と意志の強さ。まだ若い彼女のこれからが、さらに楽しみになる存在です。
この2 名が本選へ進むという結果は、単なる偶然ではなく、長年にわたる研鑽と自己表現の磨きあげの積み重ねの証だと感じます!
♪牛田智大さん — 結果以上に残るもの
牛田智大さん(Tomoharu Ushida)は、福島県いわき市ご出身。
今回、惜しくも本選進出は叶いませんでした。
しかし、その演奏には光るものがあったと、多くの音楽ファンや関係者が語っています。
牛田さんは本当お若い時から注目され、国内外でリサイタルを重ねてきました。
コンクールにおいては、たとえ結果が最終ラウンドに届かなくとも、演奏者としての生き様・表現力・個性を問われる場でもあります。
牛田さんのセミファイナルでのある種これまでのご自身から解き放たれたかの情熱的な演奏は、多くの人の心に残ったと思います。
今回のファイナルでは、協奏曲の他、幻想ポロネーズを全員が演奏するという新しい試みもありますね!
あと少し、ショパンコンクールを全力で応援しつつ、その刺激を教室での学びに活かしていきたいものですね!
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