〜エルガーの「愛の挨拶」〜
もうすぐバレンタインデーですね!
大切な人へ気持ちを伝えるこの特別な日に、音楽を通じて表現してみませんか?今回は、ロマンチックな楽曲としても有名なエドワード・エルガーの「愛の挨拶」についてご紹介します!
「威風堂々」などの名曲で知られるイギリスの作曲家エルガー。
エルガーは、キャロライン・アリス・ロバーツという女性と恋に落ちました。しかし、当時の社会では二人の間には大きな障壁がありました。
アリスは裕福な家の令嬢、対してエルガーは音楽教師の息子。身分の違いから、周囲は彼らの結婚を強く反対していました。
それでも二人の愛は揺るぎませんでした。
エルガーは婚約の記念として、アリスに「愛の挨拶(Salut d’Amour)」を贈りました。
この曲は彼の愛の誓いとも言える作品であり、甘く美しい旋律が二人の強い絆を感じさせます。
実は、作曲家には恋愛に奔放な人が多いと言われています。
不倫や略奪愛のエピソードが残る人物も少なくありません。しかし、エルガーは生涯を通じてアリスだけを愛し続けました。彼にとって、彼女は最愛の伴侶であり、音楽的な支えでもあったのです。
この曲はもともとヴァイオリンとピアノのために書かれましたが、現在ではピアノソロやオーケストラ編曲など、さまざまなバージョンが演奏されています。
特にピアノ独奏版は、シンプルながらも温かみがあり、初心者から上級者まで楽しめる人気のアレンジです。
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