3月30日は、後期印象派の画家 フィンセント・ファン・ゴッホの誕生日だったそうです!
1853年にオランダで生まれたゴッホは、短い生涯の中で数々の名作を生み出し、今もなお多くの人々に感動を与え続けています。
ゴッホの激しい筆致や鮮やかな色彩は、芸術の世界に大きな革命をもたらしました。
そんなゴッホの生きた時代、ヨーロッパではどのような音楽が流れていたのでしょうか?
♪ゴッホの時代とクラシック音楽
ゴッホが生きた19世紀後半は、クラシック音楽の世界でも大きな変革が起こっていた時期です。
この時代はロマン派音楽が花開き、多くの作曲家が、個人的な感情を豊かに表現する作品を生み出しました。
ゴッホが生まれた1853年には、リストが「ピアノ協奏曲第1番」を発表した年です。
また、19世紀後半にはブラームスやチャイコフスキーが活躍し、それぞれの作風で音楽に深い情緒をもたらしました。
♪ゴッホと音楽の共鳴
ゴッホ自身は、絵画を通じて感情や人生の苦悩を表現した画家でしたが、ゴッホの作品では《星月夜》のうねるような筆致からは、まるでベートーヴェンの交響曲のような激しい情熱を感じ、また、《ひまわり》の明るくエネルギッシュな色彩は、舞曲のような躍動感を持っているように思います。
19世紀の音楽家たちもまた、絵画と音楽の関係を大切にしていました。ドビュッシーは「印象派音楽」とも呼ばれる作風を確立し、色彩豊かな音楽を作り出しました。
音楽と美術は密接な関係を持っています!
ぜひ、練習している作品の音楽が生まれた時代の美術作品にも興味をお持ちくださいね!
https://ミナト.com/