C1は、いいんです

ヤマハのCやCx1をご存じでしょうか?かなり小さなサイズのグランドピアノで、Cx6などと比べると、な~んだC1か、と言われがちなピアノです。

※Cなんとかというのはヤマハのピアノのサイズの話です。1が一番小さくて番号が大きくなるほど大きいのです。

 

そういう方に、ぜひお伝えしたい。一回ミナトで弾いてみてください、と。例えば本校であれば11番はG5といってかなり大きなサイズなのですが、8番のC1のピアノのほうが予約数でみても相当上回っています。

 

ポテンシャルは大きいピアノのほうがあると思うのですが、C3サイズでだいたい100人くらいのホール、C5だと300人、C6,7あたりだと1000人くらいのホールでないとよさが発揮できないと思うのです。したがって一般的なピアノ練習室ではC1くらいが、最も良いのでは?と考えています。本校も11番を除けばC3以下にサイズをそろえておりまして、リバーサイド校、南麻布校もC1,2など新しい校舎になるにつれ、ダウンサイジングしています。

 

今日もちょっと南麻布校の1番のC1弾いていたんですが、弾いていて感動しました・・・素晴らしい!かくしゃくとしたというか乾いた割り切りのいい音というか、ぜひ、この音質を味わっていただきたいと思います。これまで本校でC3程度の大きさのものを弾いていましたが、どこもパワーを持て余している気がして違和感がありました。部屋の大きさのバランスを考えると、練習室においては小さいほうがいいと思います。長時間弾いても疲れませんしね。小さな部屋に大きいピアノは、お風呂の中でピアノを弾いているような感覚、といえば伝わるでしょうか。

 

ところでより小さいA1という珍しいピアノもありまして南麻布校の2番の部屋に入っています。これもとってもいいのでぜひ弾いてみていただきたいです♪ このあたりのピアノはとてもいいのですが、耳に自信がある人でないと買わないので、(選んでくださったのは受付の私ではなくミナトのピアノの先生ですが~)ある意味、通というかお買い得なのではと思います。