Cを0で?

ヴァイオリンをされている方であれば?となると思います。

 

ド(C)の音を、0で鳴らせという指示が教本にあるんですよ。チェロやヴィオラならともかくどうやって鳴らせと。。ご存知の通り0、開放弦でならせるのはGDAEのみです。ところでヴァイオリン教本はチェロ教本と曲がかぶりまくっているので、他の教本も同時に書いていてチェロと間違えたのかな?

 

先生に聞いたところ、「あ~これ本が間違えていますね」どの教本かはいいませんが、まぁ本当間違いが多くてね、ヴァイオリン教本は有名なものいくつもないのでピンと来られる方もいるかもしれません。

 

常に楽譜が正しいとは限らない、ということなのです。解釈もそうですが、純粋な凡ミスも含めて。不明な点があれば、自己流の解釈は特に初心者は避け、先生に相談するようにしましょう。特にこういう楽譜の明らかな間違いである場合は、考えるだけ時間の無駄ですからね~。

 

余談ですが、楽譜によっても弓を丁寧に書いてくれているものから、指から弓からfもpも(時代的なものもありますが)一切!書いていないものがあり、その人の個性が表れています。たくさん楽譜を見ていると、どんどんその作曲者の個性が見えてきて面白いですよ。