ちょっと裏話になりますが、普段先生同士ってあまり会わないのです。同じ校舎ならまだしも、南麻布だったり芝公園だったりするとお互い顔を見る機会がなくて。では会ったら
「はじめまして」
になるのかというとさにあらず
「えー!?」
どうしてかというと、ミナトの教室のほとんどが、東京藝大、東京音大、桐朋学園で占めています。つまり、みんな先輩後輩だったり、顔見知りだったりするのです。また弦楽器の人だと、演奏で知り合いだったり。
さらに言うと大ホールに行く途中の廊下で、ほかのコンサートの人たち先輩だったり後輩だったりで「あー!なんでいるの~!?」と。音楽の世界は、とても狭いのです。