フランス革命記念日 〜ドビュッシーと「花火」に想いを寄せて〜

🎆7月14日はフランス革命記念日
〜ドビュッシーと「花火」に想いを寄せて〜

 

本日、7月14日はフランスの「革命記念日(La Fête nationale)」です。

フランス革命の象徴である「バスティーユ牢獄襲撃(1789年7月14日)」に由来し、パリをはじめ全国各地で盛大に祝われるフランスの国民的祝日です。

パリのシャンゼリゼ通りでは軍事パレードが行われ、夜にはエッフェル塔を背景に美しい花火が打ち上げられるなど、街は祝祭ムード一色に染まります。

🎹 ドビュッシーと「花火」〜革命記念日の音楽的表現

この記念日と深く結びついているピアノ曲のひとつに、ドビュッシーの《前奏曲集 第2巻》より第12曲「花火(Feux d’artifice)」があります。

この曲は、まさに革命記念日の夜に打ち上がるパリの花火を描写した作品として知られており、キラキラとした打鍵、炸裂するようなクライマックスなど、ピアノ一台で壮大な花火の光景を表現しています。

特に注目すべきは、曲のラストにひっそりと現れる「ラ・マルセイエーズ(フランス国歌)」の断片。まるで遠くのパレードや群衆の中から聞こえてくるような国歌の引用は、ドビュッシーの繊細な愛国心と音楽的センスが光る瞬間です。

🎼 音楽で感じる文化・歴史

音楽には、歴史や文化的背景を体感する力があります。ただ音を楽しむだけでなく、「この音楽は何を描こうとしているのか」を知ることで、より深く作品と向き合うことができるでしょう。

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