弦が馴染む

弦楽器で、弦を張り替えるとどうなるか

1.狂いまくる

これは皆様ご存知だと思います。張った後はとにかく狂います。さらに言うと何度も狂うので調弦が必要で、何度もやっているとAやE線に力を入れすぎてぶちん!となってしまうことも。弦楽器の方は1回は経験があるのではないでしょうか。本番やレッスン直前に張り替えるのではなく、2,3日前以前に張り替えると良いと思います。

ピアノは音が狂っていたら調律師に頼めばいいだけなので、1回1万円~くらいかかりますが楽と言えば、楽です。そういう意味では弦楽器はコスパに優れているのかもしれませんね。ピアノも弦楽器も調律・調弦した直後から狂い始めますから弦楽器は常に良い音で弾けるという大きなメリットがありますね。

ガット弦などは狂いが止まらず最初の1,2週間はずーっと狂ったままだったりするので取り扱いには注意が必要です。すぐ切れちゃうし、お高いですから。

2.馴染む

2週間ほどすると、音が馴染んできます。狂わなくなった後にくるこの期間は、一番いい状態と言えるでしょう。

3.へたる

文字通り、音がどんどんへたって来ます。プロだと1~2か月、生徒さんだと半年くらいを目安に交換される方が多いようです。E線に関しては1~2週間で交換してもよいかと思いますね。

以上、弦を張り替えた後に起こることでした。ご参考になれば幸いです♪