東京藝大主席でご卒業

東京藝大首席でご卒業の先生がミナトでいらっしゃることを最近知りました。

そんな大切なことを今頃知ったのかと言われそうですが、そう書けば確かに生徒さんは来るかも知れません。特に子供の親御さんだと「ぜひあの先生で!!」とご指名を受けることもありました。しかしですね、必ずしも有名大学を首席で出られた方が、全ての生徒に対して最適な先生というわけではないのです。(まだ新人の先生なので近々プロフィールにUPします)

まず、絶対に譲れないのが先生の【演奏の腕とソルフェージュ能力】これは全年齢通してとても大切ですし、最も妥協できないところです。これが全員ある、という前提でお話致します。ここはごまかしてはいけないところで、どこの教室よりも厳しくみているつもりです。その上で、お話します。

例えば3,4歳の子供であれば子供を教えた経験が豊富な、女性のにこやかな先生でかつスケジュールがフレキシブルな先生。どうして女性というかというと親御さんに指定されちゃったりするので男性はその時点で経歴能力関係なしにアウト。20年以上研鑽を積んできても性別ではねられてしまう、現実は厳しいです。

どちらかというと保育士のような要素も含まれるので、この年令が一番難易度が高いかもしれません。

中学生、高校生で音大受験を控えているのであれば前述のようなソルフェージュや演奏に特化した先生が良いでしょう。

大人であれば、人間的魅力に溢れていて、また習いたいと思う人生経験豊かな求心力がある先生が人気です。このようにどこかの有名音大を首席で出られていても適している生徒というのがだいぶ限られておりましてだからこそそういえばそうだったな位しか覚えていないということなのです。

講師のプロフィールにどこの音大で首席出ているといろいろ記載がありますが、このようにそれぞれの年齢や目的により適した先生というのは全く異なります。

プロフィールは参考程度にとどめていただき、私達におまかせいただければ、勤務履歴などから勤怠評価(遅刻がないか、問題がないか)、その人の能力や生徒に対する適正、空き状況等を勘案した上で、現時点で最も良いと思われる講師をご紹介させていただきますのでどうぞ教室を信頼して、先生の選別はお任せ頂ければと思います。