Petit Concert ミナトのアットホームな発表会 が24日 終了しました。
今回も皆様大変お疲れ様でした。お子様をみる親御様のご苦労もいかばかりかと思いました。そして子供が声を出してしまっても肝要な心で迎え入れてくださった出演者・聴衆の皆様にも心より御礼申し上げます。
少し話がそれますが、ちょこちょこ子供が声を出してしまったりしていたのですが、子供を育てるのは、もちろん第一に親御さんの力。そして、周囲の方々のご理解と温かいまなざしだと思います。そういう意味でも、会場の皆様の温かいお心を感じられたよい会であったと思います。発表会というとGrande Concertのようなサントリーホール等の大きな発表会に参加しがちですが、小さい会場はこれはこれで会場の熱が身近に感じられてとてもよいのではないかと思います。
さて、まずはお子様の演奏。いつもすごいなと思うのですが、3歳のお子さんでも、きちんと楽譜を覚えて忘れず弾いているんですね。みんな最初来た時は全く経験がなかったのに、親御さんと先生と、ご本人の努力の結晶を見ているようで感動、といいますか表現が適切かどうか分かりませんが、子供の演奏に感心しました。普通もっと間違えたり、曲を忘れたりしてとまっちゃったりするもんではないのか?(→それはそれで運営スタッフとして困るのですが)本当によく頑張りました。
そして次は大人の演奏。お子様に聴かせてあげたいというお母様の演奏でお子さんがお席で聴いていたのですが、とてもお上手で、愛があり、子供たちもお母様のほうをじっとみて聴いていましたね。幸せな子供たちです。一生のかけがえの思い出になることでしょう。ショパンのバラードも素敵でした。ショパンの愛用ピアノだからなのか今回ショパン多かったですね、いつも練習室にいらして弾いてらっしゃる成果が出せたのではないでしょうか。
そしてショパンのソナタ。大人のソナタはいいですね指に力があるので、パキパキっていう感じで。というか、上手すぎです。全員の演奏が、そこらの音楽教室の先生レベルに達しています。こんなにどうして上手くなるの?それは先生のご指導もありますが、しっかり練習されている成果ですよね。ピアノ練習にいらっしゃってよくお顔を拝見しているので分かります。本当に素晴らしい。
なんだか毎回同じこと言っているみたいで大変恐縮なのですが、
・・・これ、先生のほうがヘタだったらどうしよう(汗・・・本当にみんなうまいよ・・・
しかし、その不安は一瞬で吹っ飛びました。参加者の皆様には本当に申し訳ないのですが、音が違う。音質が違う、タッチが、曲の解釈が、熱が。これが本物のピアニストか!と思わせてくれる迫力ある素晴らしい演奏でした。米津先生が演奏してくださいました、今から体験受けたい方、まだ若干名募集しておりますのでご希望の方はお申し込み時にお書きください。この日も東北で朝に演奏してミナトで演奏してまた他で演奏するらしいです。スーパー引っ張りだこの先生がミナトで教えてくれていること自体もはや不思議。いや素晴らしい、のひとこと。ウルトラ上手いよこの人。
自分が働いている教室の先生をほめすぎるのもどうかと思いますが、あの演奏を聴いた方で異論を唱える方はいないでしょう。あ~動画撮影してアップしたかった!とにかく、素晴らしい先生の演奏により感動的なフィナーレを迎えたのでした。子供やお友達が出演するから聴きにいらした方という方がすべてだと思いますが、お楽しみいただけたのではないでしょうか。
とてもよい発表会の日となったのではと思います。参加者の皆様、親御様、ご家族の皆様、お友達の皆様、本当にありがとうございました!!
末筆ですが、お手伝いくださった橋本先生、石田先生、大矢先生、西村先生 至らぬところを色々と助けていただきましてありがとうございました、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。